法の縛り 
 法規で、2対面に出入口を設けること・居室に窓を設ける事が実質的に義務付けされてる  
>>1の和室みたいのは、間仕切りを可動で軽易なものとする事でLと一体として扱われる 
 これを幅7mの短冊型住戸に当てはめると、北面に外廊下・個室2個と玄関、南面にバルコニー 
 と個室+LDK、南北の中間に風呂台所ってのが合理的なプランになる。   
 建築の機能と経済性 
 鉄筋コンクリの場合、柱間7m前後・全面壁では10〜12mが最も経済的になる 
 また柱間長さは全て揃えないと不経済。1グリッド=1住戸、全面壁を戸境壁にすれば戸数も稼げるし 
 建築的に見て経済的で合理的。巾7mの短冊住戸最高   
 ターゲット 
 戦後の家族計画で、都市居住者の標準/最大モデルとされた核家族が主購入層 
 両親+子2人、子供が小学生の時にマンション購入、子供は20才前後で巣立つ 
 住宅購入資金はあまり余裕が無く、標準プランを超える部屋数や広さより価格や立地の利便性を 
 志向する。購入後は一生住み続ける 
 子供が巣立つまでの10年は両親が少し我慢するけど(どうせ夫は夜しか居ないんだし)、その後は 
 夫婦が各個室+予備1室な3LDKが、全期間を通して見れば最適。   
 こういうのが合わさって、高度経済成長期にはマンションや公営団地、社宅で3LDKが量産され続ける。 
 その結果、建築業者も消費者にも家族向け集合住宅は3LDK(+で両端4LDKも)が標準・必要充分 
 って意識が形成され固定化された。 
 以前と比べ今は住まい手の家族形態や意識も多様化したけども、特に集合住宅は建築計画を立てる 
 際に居住者が未定だから、一番数が多い固定観念層を相手にしたプランで作るのが安全確実な商売。 
 って事で今も3LDK、もっと言えばnLDKプランが殆ど
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