今回の津波で、事業仕分けで廃止されたスーパー堤防が注目を集めています。 
   第1回 高規格堤防の見直しに関する検討会の開催について 
 ↑しかし、官僚はあきらめていないようです。非公開による有識者会議。  
http://www.mlit.go.jp/report/press/river03_hh_000294...  http://www.mlit.go.jp/common/000135447.pd...      通常の堤防は越水が起こると土砂が削られ、破堤につながり甚大な被害を招く。 
 万一の越水でも急速な崩壊を招かぬよう、裏法面を3%以内の緩やかな勾配としたものを 
 高規格堤防という(スーパー堤防とも呼ぶ)。 
 高規格堤防においては水が堤防高を越えても堤内に緩やかに流れ落ちるため被害が小さくなる。   
 高規格堤防の裏法面上は高規格堤防特別区域とされ、大規模な地面の掘削等に許可が必要となるものの、 
 通常の土地とほぼ同様に建築や耕作に利用することができ、堤防上に街並が作られる。 
 たとえば堤防高10mの高規格堤防では裏法面の幅は約300mを必要とするが、この部分の用地買収は行わず、 
 一時移転や再建築の費用を国が負担した上で所有者に土地が返還されることとなる。 
 この際に街区整理も併せて行われることがある。   
 高規格堤防事業は100年から200年に一度の大洪水を安全に流すことを想定しているが、 
 建設には膨大な時間と費用が必要であり、また堤防全体を高規格化するまではその治水効果を十分には発揮できない。 
 利根川では全体の高規格化まで約1000年かかるという試算もあり、治水対策に名を借りた再開発事業だとの指摘もある。   
 スーパー堤防ってどんな堤防なの?  
http://www.ara.go.jp/super/qa.htm...    2010年10月28日事業仕分け第3弾でスーパー堤防事業は廃止と評価判定された。
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